Googleタグマネージャー(GTM)とはタグ(スクリプト)を格納するコンテナのことです。GTMを利用するとAdRollピクセルなど複数のスクリプトをウェブサイト上で簡単に追加、管理できるようになります。
- GTMアカウントをお持ちでないお客様はこちらで登録してください。
- 登録完了後、アカウント追加の画面が表示されます。複数のウェブサイトを管理している場合は各ウェブサイトにつき1アカウントを割り当てることも可能です。GTMのアカウントはAdRollの広告主プロフィール1件に相当します。
- Google利用規約に同意します。
- 表示される手順に従って操作し、コードをお客様サイトに追加します。ご不明点はGTMのクイック スタートガイドをご参照ください。
AdRollピクセルをGoogleタグマネージャに追加する
GTMタグは1件の設置ですべてのページで作動するため、AdRollピクセルをお客様サイトの各ページに設置することをお勧めします。
- Googleタグマネージャー > ワークスペース > デフォルトのワークスペースの順に進みます。
- 新しいタグの追加をクリックします。
- 設定画面でタグタイプの選択をクリックします。
- AdRollを検索します。
- AdRollスマートピクセルをクリック後、続行をクリックします。
- タグを設定します。アドバタイザブルID およびピクセルID に記入する情報はAdRollピクセルに記載されています。
- AdRollピクセルを呼び出す場合は、AdRoll > ウェブサイト > ピクセルを表示の順にクリックします。
- adroll_adv_idはアドバタイザブルID、adroll_pix_idはピクセルIDを指します。GTMタグに戻り、英数字12桁のコードを該当フィールドにそれぞれ入力します。コンバージョン値およびセグメント名は空欄にしてください。
- 続行をクリックします。
- タグの作動箇所をすべてのページに設定します。トリガー設定では、トリガーの作動条件をAll DOM Readyイベントとし、トリガーの種類としてページビュー - DOM Readyを選択します。このトリガータイプが表示されない場合は一旦AdRollピクセルタグを保存し、以下の手順で新しいトリガーを作成します。
- トリガー > 新規の順にクリックします。
- ページビューの画面でDOM Readyをトリガータイプとして選択します。
- All Page View - DOM Readyイベントのトリガーに名前を指定します。
- 保存します。
- タグの画面に戻り、新しいトリガーを選択してください。
- タグの作成をクリックすると設定は完了です。タグを編集する場合は、GTMのタグセクションでタグを呼び出して操作してください。
エンハンスドコンバージョントラッキング
エンハンスドコンバージョントラッキングのセットアップ方法およびカスタムパラメータの定義方法はこちらを参照してください。
収益データの保存場所
コンバージョンページに設定した収益データの保存場所がわからない場合は、ご勤務先の技術担当部署にご相談ください。
一般的によく使われる保存場所はDOM ElementsやJavaScript変数、dataLayer変数などです。
DOMエレメントは、ページ内のHTMLタグです。画像(<img>)や文章(<p>)、各種入力値(<input>)を先頭に持つものはすべてDOMエレメントです。
Googleタグマネージャーで作成するイベントベースのオーディエンス
大多数のオーディエンスはウェブサイトのURLを使うことによりトラッキングが可能です。一方でボタンのオンクリックやフォーム送信など、特定のアクションを取るオーディエンスをトラッキングする必要が生じる場合もあります。このようなオーディエンスのトラッキングには、AdRollダッシュボードでイベントベースのオーディエンスを作成することが必要です。
オーディエンスを作成したら、以下の手順に従ってオーディエンスをウェブサイトのオンクリックイベントに紐づけます。
- GTMアカウントを開き、ワークスペース > デフォルトのワークスペース > 新しいタグを追加 の順に進みます。
- タグの設定画面でタグタイプの選択をクリックし、カスタムHTMLを選択します。
- こちらの記事で説明している手順を参照しながら、オーディエンスに付加するイベントスニペットをAdRollダッシュボードからコピーします。
- このスニペットをGTMのカスタムHTMLタグ内にペーストし、コードが<script>タグに含まれていることを確認します。
- ボタンに設定する既存のトリガーを選択します。適切なオンクリック機能または、選択肢にある場合は成功フォームを選択します。
- ボタントリガーがない場合は新しいトリガーを作成します。こちらの操作手順を参照しながら、新規作成したトリガーを選択します。
- タグに名前を指定し、保存します。他のイベントベースのオーディエンスについてもすべて、この操作を繰り返します。
- ワークスペースを公開します。
Google Tag Managerでシングルページアプリケーションを設定する
シングルページアプリケーションをお使いの場合は、次の手順でコンバージョンをトラッキングします。
- 新しいトリガーを作成し、名前を付けます。
- トリガータイプを「履歴の変更」に設定します。
- このトリガーの発生場所の設定は初期設定の「すべての履歴の変更」にしておきます。
- 新規の カスタムHTML タグを作成し、名前を付けます(例. 「AdRoll - History Changes」など)。
- 下記のスニペットをHTMLボックスに貼り付けます。
<script type="text/javascript">
try {
__adroll.record_user({});
} catch(err) {}
</script> - 先ほど作成したタグをすべての変更履歴トリガーで発生するよう設定します。設定後のコードは次のようになります。
- 変更内容を保存し、公開します。