イベントベースのオーディエンスは、ページ表示ではなくクリックイベントに基づいて追跡します。このオーディエンスタイプを作成する場合はウェブサイトにonClick属性を指定したJavaScriptボタンを設置し、そこに短いコードを追加することが必要となります。フォーム送信などのイベントをトラッキングする場合はこのオーディエンスタイプが便利です。
イベントベースのオーディエンスの利用例
- JavaScriptボタンのイベントをカウント
- コンバージョンが別のウェブサイトで完了する場合のトラッキング(イベントプロモーションで設置したサイトの場合など)
イベントベースのオーディエンスの作成手順
- 左側のナビゲーションメニューでオーディエンスタブを開きます。
- 新しいオーディエンスをクリックします。
- オーディエンスタイプにURL訪問を選択します。
- オーディエンス名を指定し、IDをクリップボードにコピーをクリックします。ここで取得した一意のIDを、このオーディエンスに対するURLルールのプレースホルダーとして使用します。
- URLパターンのフィールドにプラス記号(+)、コピーしたIDの順に入力します。
- コンバージョンオーディエンスの場合はボックスにチェックを入れます。
- 期間を入力します:ユーザーを有効なオーディエンスとして保存する日数を指定してください。
- オーディエンスの作成をクリックします。
スクリプトの準備
下図のスクリプトはイベントピクセルと呼ばれるもので、イベントオーディエンスに関連付けて使用します。
図中のID("147296b3")はサンプルです。お客様がAdRollダッシュボードで生成した一意のIDに置き換え、イベントピクセルとして使用してください。
イベントピクセルの有効化方法
イベントピクセルはページでイベントが発生した時に、ボタンに設置したonClickというコードによって作動することになります。またこのスクリプトは外部.JSファイルに配置してクリックイベント中に呼び出す方法もあり、多くの広告で採用されています。
イベントピクセルに関するベストプラクティスは、お使いのウェブサイトの構造によって変わります。実行に関してはご勤務先の技術担当者にご相談ください。
すべてのクリックをイベントとして検出します
イベントベースのオーディエンスはアクションの完了とは関係なく、訪問者がボタンをクリックした時に作動します。ユーザーが必須事項を記入せずに送信し、フォームがエラーを返した場合にもクリックは1回発生したとみなされます。
オーディエンスの除外
広告キャンペーンからオーディエンスを除外すると、そのオーディエンスへの広告配信が停止されます。オーディエンスを除外するには以下の手順で操作します。
- 左側のナビゲーションメニューで「オーディエンス」の下にあるウェブサイトをクリックします。
- サイトオーディエンスのリストまでスクロールダウンし、除外するオーディエンスをクリックします。
- オーディエンス設定した広告キャンペーンまでスクロールダウンし、ターゲットのトグルをターゲットから除外に切り替えます。